住宅の建設は地域の公共事業であり普請と呼ばれていました。普請には職人以外にも多くの住民が参加していて、無償で労力や資金を提供する地域扶助の精神が「結(ゆい)」です。そして、「結」の対義語は、「やとう」あるいは「やとふ」で、「家問う」を原義として「雇う」という考え方になっています。

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