- 2020年1月29日屋根
「屋根」という漢字の由来ってみなさんわかりますか?
「屋」は家や住まいを意味する漢字なので分かりやすいですが、「根」がなぜ使われているのでしょうか?
改めて考えてみると不思議だと思います。
「根」が使われている由来は、古代の家にあります。古代の家は竪穴式住居というもので、壁がなく、全部が屋根で出来た家でした。
竪穴式住居
その屋根の部分は地面に接している形となるために、家を意味する「屋」に、全体を支えているという意味の「根」がつき、「屋根」という漢字になったようです。
他にも諸説あるようです。
- 2020年1月28日魅力
古材の魅力は何でしょうか?
見た目の美しさ。
今では手に入らない木材が使われている。
木材の強度が高くなっている。
家族の歴史を繋いでいる。
など、新材、新建材では得られない魅力が沢山あります。
- 2020年1月25日何が正しいのか?
家を建てるにあたって何が正しいのか?
正解は、あるようでないのです。
すべては建て主の方の決断全てです。
決断する前に目先のコトではなく100年先のコトを考えていただきたいです。
- 2020年1月21日古民家を残す技術
古民家を後世に残すためには残すための技術が必要です。
代表的なものとして柱の根継ぎ。
金輪継ぎという継ぎ手で、腐っている部分を取り替えます。
時代の流れとともに金輪継ぎも出来る大工さんも少なくなってきてると思います。
技術を守り継承していくコトも私たちの責任だと強く感じます。
- 2020年1月18日1月度例会
全国古民家再生協会群馬第一支部 1月度例会に参加しました。
「未来の子供たちのために持続可能な循環型建築社会の市場創造」
内容の濃い話し合いが出来たと思います。
例会の後は新年会で乾杯です。
- 2020年1月15日フローからストックへ
「スクラップアンドビルド」という時代から1つの建物を長く使うという時代に変わりつつあります。
日本の住宅の寿命は30年、米国55年、英国75年。とわかるように日本の住宅は一世代もてばよい考えでした。
そもそも海外では新築よりも中古の住宅の方が価値があります。
昔の日本もそうだったように思いますが…
- 2020年1月14日古民家から
今では住宅に使われるものは性能も良く便利になっていると思います。
昔から使われている木材は強制乾燥材、集成材と移り変わってきました。
自然乾燥材を扱う企業も少ないと思います。
消費者のクレーム対策(消費者の勉強不足)などから、自然乾燥材はなくなりつつあります。悲しい現実です。他にも理由はあると思いますが。
本当に長持ちする材木は古民家で当たり前に使われている自然乾燥材です。
200年300年もつのは当たり前です。
目先の利便性にとらわれず長い目で見れば自然乾燥材が使われて当たり前なのですが。
- 2020年1月12日成人の日
成人の日は、国民の祝日に関する法律第2条によれば「おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます」ことを趣旨としています。
本来、成人の日は、前年の成人の日の日の翌日から、その年の成人の日までに誕生日を迎える人を祝う日だったが、2000年のハッピーマンデー制度実施以降では、前年の4月2日からその年の4月1日に成人する人を式典参加の対象とする、いわゆる学齢方式が定義するようになっています。
私の甥も成人を迎えました。
志高く自分の人生を歩んで欲しいです。
- 2020年1月11日鏡開き
1月11日。鏡開きです。
正月に神仏にお供えした鏡餅を下げて食べる日とされています。
神仏に感謝し、また無病息災などを祈って汁粉や雑煮などで食します。武家では、鏡餅を刃物で切ることは切腹を連想させるため、手や木槌で割る風習がありました。また、「切る」、「割る」という言葉は避けて「開く」という言葉が使われました。
商家では新年の初めに蔵を開いて商売繁盛を祈る行事をこの日に行っていました。「鏡」は円満を、「開く」は末広がりを意味します。
鏡餅の割れ方で占いをする地域もあり、「鏡餅の割れが多ければ豊作」と言われています。
- 2020年1月7日七草
七草(ななくさ)は、人日の節句(1月7日)の朝に、7種の野草あるいは野菜が入った粥(七草粥)を食べる風習のことです。
元々の「七草」は秋の七草を指し、小正月1月15日のものは「七種」と書きます。この七種も「ななくさ」と読み、一般的には7日正月のものを七草と書くなど、現在では元々の意味がわからなくなり、風習だけが形式として残っています。これらの事から、人日の風習と小正月の風習が混ざり、1月7日に「七草粥」が食べられるようになったと考えられています。
- 2020年1月6日DIY
自然素材を使用したDIY。
工業製品より豊かな住生活空間が自分の手で創れます。
古民家には自然素材を活かしたDIYが向いていると思います。
先人の知恵とDIY。
切っても切れない縁なのかもしれないです。
- 2020年1月3日三が日のタブー
・掃除をしてはいけない。
・刃物を使ってはいけない。
・火を使う煮焚きをしてはいけない。
・四足(よつあし)歩行の動物の肉を食べてはいけない。
・ケンカをしてはならない。
・お金を使ってはいけない。
6個のタブーが昔から言われています。
それぞれ意味はあるので調べてみると面白いと思います。
- 2020年1月1日2020年1月1日
明けましておめでとうございます。
未来の子供たちのために持続可能な循環型建築社会を目指し、日々努力していきたいと思います。
- 2019年12月7日考える
今、本当に必要な住宅はどんな住宅なのでしょうか?
住宅が産業になった日本。
住宅は文化の海外。
本当の家とは何なのか?
考え直す時は今なんではないでしょうか。
- 2019年12月7日知る必要
私達が住まう家に使われている材料。
材料の本当のコトをみなさんは本当に理解していますか?
住んでいる地域で空き家は地域の課題になっていませんか?
長く住まうためには、長持ちする材料が必要です。
それはどんな材料なのか?
知る必要があります。
- 2019年12月4日長持ち
日本の家の寿命は平均30年。
自然乾燥材の寿命は法隆寺に見られるように、1000年。
長持ちする木材を使うことは家の寿命を伸ばすことができます。
- 2019年11月24日当たり前だったこと
古民家には古材が再利用されている建物もあります。
昔は当たり前のように木材は再利用されていました。
まだまだ使えるものを捨てる。
それが出来ない。
日本人の心だと思います。
何故、現在ではできないのでしようか?
古い材木は心配だ。強度が無い。など、間違った情報は溢れていると思います。
しかし、山から切り出され自然乾燥された木材は長い年月をかけて強度を増していきます。
全ての古材が活用出来るとは限りらないのですが。
白蟻や腐朽菌などで傷んでしまった物は残念ながら活用することは出来ません。
100年200年経っても、自然乾燥された木材はまだまだ使えます。
昔、当たり前だったこと。
先人の知恵です。
また、現代にも当たり前になるようにする必要があると思います。
- 2019年11月22日生き物
木材は生き物です。
強制乾燥された木材、集成材は別としてですが、自然乾燥された木材は材があるかぎり人間と一緒で呼吸もします。湿気を吸ったり吐いたり自分の力で環境を調えようとします。
強制乾燥材や集成材は寸法の安定などにはメリットはあると思います。しかし、木材本来の力、素質を求めるなら自然乾燥材しかないと思います。
地場で育った木はその土地の気候に馴れています。
人と一緒なのです。
- 2019年11月16日全国古民家再生協会群馬第一支部11月度例会
全国古民家再生協会群馬第一支部11月度例会に参加しました。
3名での開催でした。
理念を共有出来る仲間が期待できそうな例会でした。
- 2019年11月16日想い
古民家に住まわれているかたは、家にたいする想いは大変強いです。
先代、先々代より引き継がれてきた想いを引き継いでいるわけです。
そのままリフォームをして残していけることがいいと思いますが、やむを得ず解体しなければいけない時には想いの詰まった再利用可能な古材は活用して頂きたいと思います。
何代にもかけて込められてきた想いは簡単には捨てられません。