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  • 2019年8月10日大事なところ
    家は建てたら完成ではなく、長いお付き合いの始まりです。 きちんとメンテナンスをして長く住まうことが大事です。 それにはきちんと家に使われている材料のコトを学ぶことが大事になってきます。
  • 2019年8月6日面白い
    住宅を工業製品だと思えば思うほど完成時に100%を求めてしまう。 自然乾燥材、伝統資材など年月を重ねて仕上がっていくものには100%は求められないような気がします。 完成は新たなスタートであり、新しい歴史の始まりです。 素材の持ち味は住む方によって顔を変えて行きます。 何世代もかけて素材を楽しめることは面白いと思いませんか?
  • 2019年8月5日割れがあっても大丈夫
    自然乾燥材の表面に出る割れは強さと乾燥の証明です。 見た目を気にする人もいるようですが、これが原因で建物が傾いたりすることはありません。
  • 2019年8月3日三拍子
    建築の技術の世界に早い、安い、うまいは存在しないと考えています。
  • 2019年8月1日ジャパトラ配布しました
    8/1猛暑でしたが、ジャパトラ配布しました。 未来の子供たちのために持続可能な循環型建築社会の市場創造 やりがいあります。 見かけた方はぜひ見てください。
  • 2019年7月28日大工棟梁検定
    令和の大工棟梁検定参加者を募集しています。 職人不足が懸念される時代になりました。 価値ある技術を残していくためにも必要な検定だと感じています。 大工棟梁になりたい方はよろしくお願い致します。
  • 2019年7月27日例会参加
    全国古民家再生協会群馬第一支部7月例会に参加しました。 写真撮り忘れてますが、newフェイスな方が例会に参加してくださっていました。 今後、良き仲間になってくれることを祈ります。
  • 2019年7月23日誕生日
    本日めでたく40才になりました。 お祝いのメッセージありがとうございました。 初心忘れず、何事にも向き合っていきたいと思います。
  • 2019年7月21日古民家再生総合調査
    7月29日、富岡市上丹生にて古民家再生総合調査が行われます。 古民家鑑定、伝統耐震診断、床下インスペクションが実施予定です。 私も古民家鑑定士として古民家鑑定に参加します。 興味のあるかたは見学が出来ます。
  • 2019年7月18日経年変化による木材の強度
    一般的に、鉄やプラスチックなどの材料は、新しい時が一番強く、古くなるにつれて弱くなってしまいますが、逆に木材(自然乾燥材)は時間とともにどんどん強度を増していきます。 樹齢100年の檜の場合、伐採されてから100年後に最も引っ張り強度、圧縮強度が増しているとの報告もあります。
  • 2019年7月16日何故に古材なのか?
    古材を活用することは循環型建築社会に貢献できます。さらに、古材は技術ある大工でなければ生かすこともできません。 古材活用が当たり前になってくると必然的に大工の技術継承にも繋がってきます。 大工の価値ある技術を後世に残す義務が私たちにはあると思います。
  • 2019年7月13日古材鑑定
    古材鑑定とは、古民家の骨組み部分を20項目の調査項目に基づき古材鑑定士資格者が調査する古民家の構造体のインスペクション調査です。伝統構法、在来工法どちらの工法でも鑑定可能で現在のコンディション並びに査定額が鑑定書に明記されます。
  • 2019年7月11日
    住宅の建設は地域の公共事業であり普請と呼ばれていました。普請には職人以外にも多くの住民が参加していて、無償で労力や資金を提供する地域扶助の精神が「結(ゆい)」です。そして、「結」の対義語は、「やとう」あるいは「やとふ」で、「家問う」を原義として「雇う」という考え方になっています。
  • 2019年7月10日持続可能な社会
    持続可能な社会とはそもそも何か?経済学者のハーマン・E・デイリーは3原則を示しています。 ・再生可能な資源は供給源の再生速度を超 えることなく利用する。 ・再生不可能な資源の利用の速度は再生可 能な資源に転換する速度を超えないよう にする。 ・汚染物質の排出速度は環境がそうした汚 染物質を循環し、吸収し、無害化できる 速度を超えないようにしなければならな い。 江戸時代はほぼ国内の資源で自給し、上記の三つを満たした持続可能な社会でした。今さら江戸時代に戻ることはできませんが、先人たちの知恵を学び活かすことは大切なことです。
  • 2019年7月9日古材
    古材を積極的に活用することで、持続可能な循環型建築社会に貢献することができます。
  • 2019年7月9日柔は剛を制す
    古民家(伝統構法)は木組みの家です。 地震の揺れに対して柔軟に受け流します。 自然の力に力で対抗しても、いずれかは負けてしまいます。
  • 2019年7月6日何故なのか?
    現在、建築で、主流になっているのは強制乾燥材です。(KD材) 高温で乾燥させる事にメリットもありますがデメリットもあります。 狂いが出にくくクレームに繋がりにくい。 逆を考えてください。 狂いが出ない=木が死んでいる ということを。 多分ほとんどの方は知らないで選ばれていると思います。 木が生きているからこそ長年かけて強度を上げていくのです。呼吸もします。 これは、自然乾燥材の場合に限りますが…
  • 2019年7月5日100年より長くもつ材料
    自然乾燥材(AD材)は自然の力で乾燥させます。 古民家に使われている木材はすべて自然乾燥材です。 自然乾燥材は長い年月をかけて強度を上げていきます。 法隆寺五重塔が証明しているように木材で一番長持ちするのは自然乾燥材なのです。
  • 2019年7月3日古民家が長持ちする理由
    1.風土にあった家づくりがされている 2.本物の自然素材で造られている 3.風が通りやすく周りの環境がよい 4.地震に対して免震構造である 5.空き家の期間がなく、ずっと住み継がれている いったん失ってしまった日本の文化は、二度と再生できません。
  • 2019年7月1日使い捨て
    総世帯数を800万戸分も上回る総住宅数を抱えているのにも関わらず、今でも年間90万戸の新築を作り続けている日本。結果として、資産価値の低下が常態化し、空き家の急増が社会問題となっています。使い捨てに近い日本の住宅政策はひょっとしてズレているのではないでしょうか。