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  • 2019年5月27日家とは何か?
    核家族化などの影響などで、同じ家に何世代もの人間が住み続けるという文化も消え去りつつあります。 家族4人がある程度の期間住めればいい。 意識していないかもしれませんが、このような家を求めている人が増えているように感じます。 しかし、家は購入するとが目的ではないと思います。購入してメンテナンスして、代々住み続けていくことが目的です。 次の世代につながる家を建てるためにも、改めて「家とは何か?」ぜひ皆さんにも考えていただきたいです。
  • 2019年5月25日大黒柱
    昔の家には大黒柱が必ずあったような気がします。大黒柱を中心にすべての柱が協力しあっていることら「家庭円満の柱」とも言われています。
  • 2019年5月23日古材は強い?
    木は切られてから100年位経過したときが一番強いです。 しかし、 ・強制乾燥していないこと ・腐朽やシロアリにやられていないこと ・国産材であること 以上が基本的な条件となります。
  • 2019年5月20日指矩 さしがね
    中国から伝わった5種類の尺の中から聖徳太子が選んだものが今のさしがねの原型になったと言われています。 さしがねに日本独自の「裏目」をつけたのも聖徳太子である、という言い伝えもあります。 日本建築は屋根が命だといわれます。 日本の大工さんはさしがね1本を使い、工夫し、腕を磨き美しい建物をたくさんたくさん作ってきました。
  • 2019年5月18日お餅投げ
    久しぶりにお餅投げを体験できました。 昔はどこの上棟でも行われてたと思います。 お餅投げ、自分の考えでは一生の内で出来るのは1回位だと思います。ぜひやってもらいたい。家をモノで考えるのではなければなおさらしたい行事の一つだと思います。 お餅投げも後世に残していきたい日本の文化だと思うのですが…。
  • 2019年5月18日赤身の特徴
    杉の赤身は、白身から赤身に成長するときに「フィトンチッド」という成分を虫や細菌から身を守るために樹木が貯えます。なので赤身はカビに強い特徴があります。
  • 2019年5月15日お前のモノは俺のモノ!俺のモノも俺のモノ!
    のび太は小学校入学式の日に早速遅刻した。体育館ではジャイアンがランドセルに入れていた目覚まし時計が鳴り出し、みんな火事だと勘違いして体育館から逃げ出す。 その後、遅刻したのび太が到着。 誰もいない体育館を見たのび太は入学式が終わったと思い途方に暮れて帰宅することにした…。 しかし、家に帰れず迷子になる…。 疲れはてランドセルを置いたとき、なぜかそれが落ちて走っているトラックの荷台に乗っかってしまう。 雨が降ったり犬に吠えられたりしながら、必死にランドセルを探すのび太だがランドセルを乗せたトラックは一向に見つからない。 そんな時しずかちゃんが「たけしさん、のび太さんがいない!」と言い出す。 ジャイアンは必死になってのび太を探し始め、ついにのび太をを見つけ出した。 そこで、偶然にもトラックに乗ったのび太のランドセルを発見するジャイアンは「俺に任せろ!」と言って、必死に走りトラックに追いつき落ちてくるランドセルをジャンピングキャッチ! ・のび太「ジャイアン、ありがとう!」 ・ジャイアン「当たり前だろ!だって、お前のモノは俺のモノ!俺のモノは俺のモノだ!」 そこで現実に戻るのび太…。 そこにはいつも通り、新しい人気コミックをジャイアンに取り上げられるのび太がいた。 あの言葉には優しさが含まれているなんてこのエピソードを知るまで知りませんでした。
  • 2019年5月11日
    軒の無い住宅を多く見かけます。 軒の主な機能は、「外壁の保護」「日差しの調整」「雨よけ」です。 古民家の軒は深いです。 古民家は夏を涼しく過ごせるように考えられています。 先人の方の知恵も捨てたもんじゃありません。
  • 2019年5月9日
    高崎市の街中にある昭和初期に建てられた出梁づくりの商家です。 今でも営業はしています。 日本の建築の美を感じます。
  • 2019年5月7日
    畳は本来日本人の身長を基準につくられました。畳の寸法によって、柱や鴨居の寸法、部屋の広さが決められました。畳はいわば日本の住宅の大きさを規定とするひとつの単位でした。 畳は日本の象徴でもあります。
  • 2019年5月6日大切なコト
    時代の流れに合わせた家造りも必要だと思います。 しかし、先人の方々が残してくれた技術を生かした家造りも必要だと思います。 後世に残すべきコトを忘れてしまっては日本の住文化は終わってしまいます。
  • 2019年5月5日環境に優しい
    「循環型解体」 古民家には多くの木材が使用されていて、木材には大量の炭素が蓄積されています。古民家1棟あたり平均でブナの木1303本が1年間に吸収する大気中の二酸化炭素量があり、古材こ再活用を促す循環型解体は地球環境に配慮した最も優しい解体工事になります。
  • 2019年5月2日ジャパトラ5月号
    ジャパトラ5月号です。 ページ最後に実家のある富岡市が記事で出ています。 見かけた方はぜひご覧ください。
  • 2019年4月30日ササラ桁
    階段の踏み板を受けるササラ桁。 最近は階段もプレカットが主流になりました。 大工の技術向上には階段も手刻みが必要。 何も無いところに形を造れる大工さんはすごい。
  • 2019年4月29日新民家プランナーとは
    新民家とは、残念ながら解体せざるを得ない古民家から出た、古材を活用し、古民家と同様に自然乾燥材を構造材に使用することで50年後に「古民家」となれる長期間住まい続けることが可能な新築木造住宅のことです。そしてそれを推奨する資格者が新民家プランナーです。
  • 2019年4月28日古材活用の歴史
    戦国時代が終わり平和な江戸時代が訪れると都市部を中心に建築ラッシュが起きました。「ケンカと火事は江戸の華」と言われるように家と家が密着した江戸の長屋造りは火事になると多くの家が焼失しました。こうした中で木材の需要が増加し、各地で森林が荒廃するようになり、洪水や崖崩れが頻繁に発生しました。 そこで、幕府や各地の緒藩は材木の切り出しを制限し、森林の保全に乗り出しました。結果材木の価格は高くなり、材木をリユースする動きが活発化し、一度使われた建築構造材が古材として、再度建築に活用することがていちゃくしました。これが古民家において木材再活用技術が発展した背景であり、現在いわれる持続可能な住宅の基礎は江戸時代の日本に存在していました。
  • 2019年4月27日増える空き家
    群馬県の空き家数が2018年10月1日時点で15万7千戸に上り、過去最高になったことがわかりました。 新築の過剰供給や人口減少などが背景にあるとみられています。 空き家をモノとして扱うのではなく、空き家にしないコトととして考えていかなければなりません。 空き家になる前に対処するコトが大切だと思います。
  • 2019年4月26日上がり框
    上がり框にタモ。 硬くキズがつきにくいため毎日の激しい登り降りには適していると思います。 適材適所で木材を使用することは家を長持ちさせる秘訣です。
  • 2019年4月25日全国古民家再生協会第9回全国大会
    全国古民家再生協会第9回全国大会に参加しました。 新しい出会いもあり大変貴重な時間でした。 「未来の子供たちのために持続可能な循環型建築社会の市場創造」 福岡の井上さん今日はありがとうございました。 正直、嬉しかったです。
  • 2019年4月23日手刻みの強み
    手刻み加工がもっとも活きるのが「梁」です。 重い屋根を支えるためには、真っ直ぐのカタチよりも、アーチを描いたカタチの方が断然強いのです。この「アーチ型」の加工は機械ではできません。 技術ある大工の手仕事だからこそできる職人技・こだわりなのです。